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読書ログ:LIFE SHIFT (ライフ・シフト)

本屋で平積みになっているライフシフトを読んだ。 

これまで、平均寿命が長くなる=病気で過ごす期間が長くなる、と思っていたけど、本書ではこれまでの歴史的経緯から、ただ平均寿命が長くなるだけではなく健康寿命も長くなることを指摘している。そして、その結果(&年金システムの破綻等)、今の20代は80代まで働く必要がでてくると指摘している。こう書くと凄い辛いけど、本書ではそんな未来にどう前向きに対応していくべきかが書かれている。

個人的になるほどと思った点。

・80代まで働くということは、勤務期間は60年にも及ぶことになる。それに加え、技術の進歩で求められる役割も様変わりする。長寿化時代にはマルチステージを前提に人生設計を考える必要がある。具体的には、起業や転職の準備のためのサバティカル等を意識的に作る必要がある。

 ・各国の貯蓄率は思ったより断然低い。(2000〜2005年、イギリスでもっとも貯蓄率が高かった50〜55歳の層ですら、年間で所得の5.5%しか貯められていない。)

・昔はライフとワークは切り離せなかったが、工業化によって切り分けられ、家庭と仕事が別々になった。でもこれからはまた統合されていく。

産業革命から比べたら労働時間は減り、余暇の時間は増えた。今後も機械化により労働時間は減ると予想されるが、増えた時間はレクレーション(娯楽)ではなく、リクリエーション(再創造)に費やす必要がある。

・無形資産への投資(人脈など)がこれまで以上に重要。

未来予想の本はトーンがお通夜モードのものが多いけど、この本は全体的にニュートラル(過度にポジティブだったりネガティヴではない)だったので感情的にならずに読めた。

2017年は人脈を広げて考え方をもっと多様化したい(というより、しないとやばい)と改めて思った!