読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

クラウドファンディングやってみた

fintech 企業分析

クラウドファンディング事業って儲かるの?で、購入型のクラウドファンディングはなかなかマネタイズが難しいことが分かった。でもとりあえず実際にいくつか支援してみた。

<寄付型>

Japan Giving

教育、発展途上国支援、環境問題、動物愛護などのプロジェクトが多い。寄付は500円からできるとのことで、3000円くらい寄付してみた。寄付から15%を除いた金額がプロジェクトオーナーにわたる仕組み。金額にもよるが、あくまで寄付なのでお返しはThanks letter程度のものが多い印象。同じ会社(JGマーケティング)が運営している、Shooting Starもチェックしてみたけど、すべてのプロジェクトが終了していて、参加できるプロジェクトがなかった。。JGマーケティングは今年1月にHome'sを運営しているネクスト社の子会社となっている。不動産特化型のクラウドファンディングを始めるということで、先発のマネオや、この春このドメインに参入するCampfireとも競合関係になりそう。

<購入型>

Campfire

ゲストハウス作りたい、イベントをやりたい、食品を広めたいなどのプロジェクトが多い。お返しはイベントの参加券や食品など、プロジェクトによって様々。お返しがある分、寄付型よりは一口の金額が大きい。1件試しに参加してみたところ、表示されている一口あたりの金額に、システム利用料の216円が加算された金額がされた。all or nothing形式のものと、all in形式のものがあるが、私がやってみたのはall or nothing形式のものなので成立してほしいなあ。

Ready for

いつのまにか READY FOR?からReady forにロゴが変わってた。Japan Givingとテイストが近いけど、All or nothing形式のみなのが違い。

Makuake

Campfireに似ているが、よりガジェット系が多い。「へーこんな商品もあるんだー」と見ていて楽しい。人道支援系プロジェクトだと、Facebookなどの他メディアで共有されない限り支援しないけど、ガジェット系や食品系なら面白いからクラウドファンディングのプラットフォーム上で検索して買いやすいと個人的には思う。

融資型のクラウドファンディングも増えてきたらいろいろ試してみたい。

読書ログ:地方創生大全

読書

本屋に立ち寄って気になった地方創生大全

なぜ地方創生はうまくいかないのか?

地方創生がうまくできない理由について筆者は次の5つを挙げている。

①取り組むネタの選び方が間違っている

カレー、ジャムなど、参入障壁がものすごく低いものを「ブランド化」して高額で売ろうとする。本当に舌の肥えた人は同じ金額感でもっと良いものを知っているし、それ以外の人は金額を見てまず買わない。つまり、知名度がなく高級な「ブランド品」は誰にとってもコスパが合わない。また、差別化が難しいゆるキャラの制作に多額の予算をかけてしまうというのもありがちなパターン。ブランド化は大企業が多額の予算をかけても一朝一夕に作れないものなのに、名もない田舎のちょっとした特産品をありきたりな方法で「ブランド化」するのは無理。ブランド化するから売れるのではなく、売れるからブランド化される。真似できない商品設計や流通方法などを考える必要がある。

②モノの作り方が間違っている

人口現状、学力低下、雇用の創出などの複合的な問題を一気に解決することを目的に、巨大な施設を作ってしまう。さらに、補助金を与えてテナント料を取らないようにすると、テナントの稼ぐ意識が低下し、赤字を垂れ流す事業が作られてしまう。事業の黒字化を計画することがまず第一で、その結果として雇用の創出などか付いてくるべき。

新幹線を作ることの経済効果も、注意が必要。いくら駅前が活性化されても、大都市資本の駅ビルが並んでしまえば結局地場の企業にはカネは落ちない。

③ヒトの捉え方が間違っている

そもそも人口というのは、多くても少なくても問題になる。戦前は人口の増加が問題視され、増える人口を食わせるために海外への移住を奨励さえした。戦争が始まると一転して「産めよ増やせよ」が国の目標になる。さらに戦後はまた人口増加が懸念されて、バースコントロールが重要視される。そして人口が現状に転じた今、人口減少は大問題だ!と叫ばれている。

重要なのは過去の人口問題は人口政策によって解決されたわけではないこと。過去に人口増加が問題視されたとき、それを乗り越えてきたのは経済の発展。それを考えると「田舎に若者や高齢者を引っ越させるために補助金をやる」という政策はワークしない。なぜ田舎から人がいなくなったのか?という根本原因(≒魅力的な仕事がない)を解決しないと人は動かない。

④カネの流れの見方が間違っている

 事業評価は、自治体と民間の連結決算で見る必要がある。多額の補助金を収益源にしているから黒字なのではなく、補助金なしでも自立できるようか事業にしていくことが大事。

自治体の予算は、枠を年度末までに使い切るのが前提であり、長期的な収益性を考慮しにくい。だからこそ民間主導でプランを立て、補助金ではなく融資が通るようにする必要がある。融資を通すためには黒字化の蓋然性が高くなければいけないので、補助金頼みより真剣に自立を考えることになる。

⑤組織の活かし方が間違っている

予算を貰うためには失敗しないことが大事、というマインドセットでは、失敗を恐れて新しい取り組みが何もできなくなってしまう。また、いくら優秀な人を集めてビジネスコンテストをやっても、手を動かさない外野がうるさくて何も進まなければ、地方創生は実現できない。地域では特に血縁や地縁が濃く、これによる情緒的な意思決定がまかり通っている。事業計画をしっかりと立てているのであれば、外野はスルーし、事業が傾いてきたら計画を巻き直すことが大事。

 

地方創生の話だが、一般企業にも当てはまるところが多い内容だった。

読書ログ:未来に先回りする思考法

読書

未来に先回りする思考法を再読した。去年読んでたのに、読んでたのを忘れてまた読んでしまった。なんという記憶力の悪さ。

 

すべての事象を把握できるほど人間のハードウェア(脳)は発達していないので、人間は目の前の出来事からしか未来を想像できない。しかし、スティーブジョブズのような先見性を有している人もいる。社会の進化のパターンがわかれば、未来を見通すことができるため、本書では汎用的な思考体系を共有している。

いつの時代もテクノロジーが社会に変化を起こす

テクノロジーというとITというイメージが強いが、初期のテクノロジーは武器や靴など身体に近いものだった。その後産業用の機械や飛行機、宇宙船など、テクノロジーはどんどん物理的に人から離れたものになっていった。これからのテクノロジーの流れとして、膨大なデータがAIに蓄積され、AIがデータを分析し、あらゆる物体が知性を獲得するようになると筆者は述べている。

イノベーションはどうやって起きるのか

筆者によるとイノベーションの原動力は「必要性」であるという。周囲の国と常に緊張関係にあるイスラエルが第二のシリコンバレーといわれるのも、人口の1%に過ぎないユダヤ人がノーベル賞の20%を占めるのも「そうしなければ生き残れないから」だそうだ。日本は平和で便利すぎるが故に破壊的なイノベーションが起きにくい。問題なのは「だから日本はだめだ」と国家単位でしか物事を考えられないこと、という筆者の指摘は確かにと思った。

テクノロジーは社会をどう変えるか

テクノロジーの変化は経済だけではなく、政治の方法を変える可能性も秘めている。実際エストニアではすでにインターネットで投票ができるようになっている。面白いと感じたのは、「投票率が低いのは悪なのか?」という指摘。環境や条件が変われば、問題解決の方法も変わって当然なのに、方法を変えずに投票率アップだけを狙うのは思考停止だ、という考えにはとても共感できた。私は政治にはあまり詳しくないので、選挙の前は付け焼刃的にどの候補者にするかネットで調べているが、まとまって政策が見れるところは結構少ない。テレビの議論は論点がすぐにずれるので、うんざりして見なくなってしまった。また、社会問題を解決するのにどれだけ政治家が役に立つのかも結構謎だと思っている。最近だと、孫さんがプーチンと意気投合していたり、すしざんまいの社長が海賊を壊滅させていたりで、社会のあり方を変えるのは必ずしも政治に限らないと思っているからだ。

もう一つ面白かったのは、すべての主義思想には「賞味期限」があり、テクノロジーの進化によって賞味期限はどんどん短くなるという指摘。今は情報があっても資本がなければ商売がなりたたないが、そのうち資本よりも情報が重要になれば、資本主義の次の主義が主流になるかもしれない。資本主義を所与として、その終わりなどあまり考えたことがなかった私には新しい考え方だった。

未来に先回りするにはどうすればよいか

未来に先回りするには、未来を読むだけではなく、未来に向かう電車が来るタイミングで、必要なリソースを構えて、駅のホームで待っている必要がある、と著者は指摘する。難しいのは「タイミング」だ。早すぎれば流行らず、遅すぎれば他の人に持っていかれてしまう。タイミングを読むには、周囲の人やメディアをリトマス試験紙にするが、この時大事なのは感情というフィルタを一旦無視する事だそうだ。つまり、誰かに相談して否定されても、気にしないということが大事。

そして今の自分の能力に基づいて意思決定してはいけない、という指摘もその通りだなと思った。今できそうなことは将来楽勝にできる可能性が高い。もっと高く目標を設定しないと、機械損失を生むことになる。

年末の都市伝説SPが気に入った人はこの本好きそうだと思った。

読書ログ:ゼロ秒思考

読書

題名が胡散臭くて読む気もなかったゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニングを借りたので読んでみた。

www.amazon.co.jp

自分の場合、本を読むと「全体的に好き」か「全体的に嫌い」のどっちかに偏りがちだけど、この本は好きなところと嫌いなところが入り混じっている珍しいタイプの本だった。

よかったところ

・疑問や課題をとにかく紙に書くというシンプルさ。よく考えたら、昔はもやもやすると紙に書き出してたけど、最近やってなかった。だからもやもやしていたのか、とハッとした。ブログやSNSだとどうしても推敲したり、良く書こうと思ってしまうけど、誰にも見せないメモ書きはその必要がなく、アウトプットの方法として今の自分に必要だと再認識した。良く見せようとすると脳が萎縮してなかなかいいアイデアも浮かばない。アウトプット=人に発信すること、とどこかで思っていたけど、アウトプットの目的が自分の頭を整理して結果を出すことであるならば、自分しか見ないメモであっても、十分アウトプットの要素を兼ね備えている。

・即断即決できないのは、その分野の情報収集や、仮説を立てて考える作業が足りないからという指摘。それだけ読むと超単純なんだけど今の自分には刺さる言葉だった。

・大半の人は情報収集しすぎという指摘。確かに自分も、何するにもまずググるとこから始めてしまい、散々調べてまとめ始め、7割がた完成してから人に見せるとすごい初歩のところから変更させられる、、、みたいなのが最近多かった。課題の解決策を3つ考えて、メリットデメリットを考えてから情報収集するとアクションが早くなるという指摘は本当そうだなあと思う。検索の前にまず仮説。忘れないようにしよう。

微妙では?と思ったところ

・手帳NG、ノートNG、電子NG。いつでも書けるようにA4の紙でやろう、という点。職場でA4の紙広げてこの本で言われてるようなメモ書きなんて、人目憚られて到底できないよ。。電車の中でもできないし。電車の中でやるときは小さく折ってやろうって書いてあって、じゃあ最初からA4にこだわらず小さい紙でいいじゃんってなる。

・メモは振り返らなくていいと言っている割にはファイリングが必要でめんどくさい。人に見せない用のメモを、1日10枚、1ヶ月300枚も書いてたら明らかに家族に見つかる笑 メモは全部取っておこうとのことだけど、明らかに邪魔笑 成長したことを実感するだけのためにファイリングしたりメモ残したりするのはtoo muchだと思う。私は昔、読んだ感を実感できるように本を紙で買っていて、kindle移行するべきかすごい迷ったけど、移行したらkindleのタイトルがふえるだけでも十分読んだ感実感できた。同じようなことがこのメモ保存でもいえそう。
・最後まで読んでも、なんでこのタイトルにしたかは納得できなかった笑

アプリがあった

ゼロ秒思考のメモ書きは紙を前提にしているものの、調べて見たらゼロ秒志向のメモ書き専用のアプリもあった。シンプルだけど、1分測れるし、フォルダ分けもできるし、日付も勝手に書いてくれるので、外出先でも手軽にやりたい人には向いていそう。

ゼロ秒思考アプリ

ゼロ秒思考アプリ

  • takanori hosoi
  • 仕事効率化
  • 無料

私が上で書いた懸念はおおむねアプリで解消されそうだが、UI的になんか慣れないので、やっぱり最初は紙でやって慣れてから電子に移行がいいんだろうなあ。あと、チュートリアルわかりにくくてびっくりした。

結局紙でやってみた

著者がA4をごり押しするからには、やっぱりA4がベストプラクティスなのだろう。まずは四の五の言わずにやってみようと思い、著者のいう通りにやってみた。

ポイントは

①A4の紙を横長にする

②日付をかく

③題名を書く

④題名の下に4~6個思ったことを書く

⑤上記を1分以内でやる

一分て短くない?と思っていたけど、意外とちょうどよい。というか一分以上書いているとだんだん内容がかぶってくる。そして一分使っても思い出せない内容は重要じゃないのかもしれない。その証拠に、一分たって書き終えると結構清々しい。時間が短いからやっているうちは集中して無心になれるのもいい。本を読んで「なんか怪しいし科学的根拠もないのに一方的にやり方押し付けてくるなよ・・」と思っていたけど実際やってみたら本当に心地よかったので、やってみてよかった。

毎日10枚をA4の紙でやるかは別として、もやもや解決のいい方法を見つけれた。 

読書ログ:LIFE SHIFT (ライフ・シフト)

読書

本屋で平積みになっているライフシフトを読んだ。 

これまで、平均寿命が長くなる=病気で過ごす期間が長くなる、と思っていたけど、本書ではこれまでの歴史的経緯から、ただ平均寿命が長くなるだけではなく健康寿命も長くなることを指摘している。そして、その結果(&年金システムの破綻等)、今の20代は80代まで働く必要がでてくると指摘している。こう書くと凄い辛いけど、本書ではそんな未来にどう前向きに対応していくべきかが書かれている。

個人的になるほどと思った点。

・80代まで働くということは、勤務期間は60年にも及ぶことになる。それに加え、技術の進歩で求められる役割も様変わりする。長寿化時代にはマルチステージを前提に人生設計を考える必要がある。具体的には、起業や転職の準備のためのサバティカル等を意識的に作る必要がある。

 ・各国の貯蓄率は思ったより断然低い。(2000〜2005年、イギリスでもっとも貯蓄率が高かった50〜55歳の層ですら、年間で所得の5.5%しか貯められていない。)

・昔はライフとワークは切り離せなかったが、工業化によって切り分けられ、家庭と仕事が別々になった。でもこれからはまた統合されていく。

産業革命から比べたら労働時間は減り、余暇の時間は増えた。今後も機械化により労働時間は減ると予想されるが、増えた時間はレクレーション(娯楽)ではなく、リクリエーション(再創造)に費やす必要がある。

・無形資産への投資(人脈など)がこれまで以上に重要。

未来予想の本はトーンがお通夜モードのものが多いけど、この本は全体的にニュートラル(過度にポジティブだったりネガティヴではない)だったので感情的にならずに読めた。

2017年は人脈を広げて考え方をもっと多様化したい(というより、しないとやばい)と改めて思った!

 

 

 

 

 

 

 

読書ログ:僕らが毎日やっている最強の読み方

読書

新年あけましておめでとうございます!

 

2017年はもう少し効率的にかつ楽しく情報収集がしたいけど、どうやろうかなあ・・・と思っていたところ、いいタイミングでこんな本が出ていたので新年1冊目で読んでみた。感想というか自分なりに考えてみたことをまとめてみる。

 

僕らが毎日やっている最強の読み方ー新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身に着ける70の極意

読書家で知られる、池上彰氏と佐藤優氏の共著。自分の場合、①新聞を読むのが億劫、②ネットの情報が溢れすぎていて困る、③そもそもインプットの時間が取れない、④全体的に情報収集しても知識が定着しないというのが問題意識としてあった。この本を読んで少し考えたことを整理する。

①新聞を読むのが億劫問題

池上氏も佐藤氏も一日10紙以上の新聞を読んでいるらしい。池上氏の場合、朝の10分程度で見出しをさっと読み、夜気になったものを1時間くらいで読み込むそうだ。

朝と夜の2回に分けて読むという発想は自分にはなかったので(朝刊は朝読まなきゃだめだろという謎の固定観念があった)なるほどーと思った。私は電車の通勤が15分くらいで、その間しか新聞を開くことがなく「見出しだけ見て中身全然見ない」or「気になった記事にかじりついてしまい他の紙面に何が書いてあるか見れない」のどっちかで終わっていたけど、このやり方ならなんとかなりそう。

②ネットの情報が処理しきれない問題

池上氏も佐藤氏も、新聞は知るため、書籍は理解するためのものと解釈していて、インターネットでの収集はあまりしていない様子。インターネットの情報も元ネタは新聞記事だったりして、結局は新聞を読んでいたほうが効率が良いということらしい。ネットでしか入ってこない情報もあるので、今後もネットは確認していくつもりだが、SNSは自分が好きな意見しか入ってこなくなり、すごく凝り固まった考え方になってしまう恐れがあるというのは本当にそうだと思った。(ツイッターとか本当にそう。。。)ネットではインプットよりアウトプットのほうを重視すべしとの指摘も、確かにそう。

③時間確保できない問題

自分の場合は「どう情報収集するか」を先に考えがちだったが、新聞にしろ、書籍にしろ、「どれくらいの時間を費やすのか?」をまず決めてから「どう読むのか?」を決めたほうがやりやすいという考え方が書かれていて、勉強になった。時間を区切るのって確かに大事。

④記憶できない問題

これまで自分は、Kindleでやたらハイライトして、そのハイライトをまとめて・・・ということをやっていたけど、全然知識が定着しなかった。理由の一つはアウトプットが少なかったからだと思っているけど、もう一つの理由として、情報を保存する基準設定が間違っていたのだと気づいた。

「なんとなく大事そう」程度の情報は結局あとで忘れてしまうし、必要な時に引き出せない情報をいくらため込んでも意味がない。「あとで勉強するためにメモ」ではなくて「今勉強して理解したもののうち、どうしても後でまた検索したいもの」を残しておくのが重要だと思った。

 

この本はもっと踏み込んでどんな情報ソースが良いか?ということもまとまっているのだけれど、自分にはキャパオーバーだと思うのでまずは少しづつ初めてみようとおもう。情報収集がもう少し上手になったら、巻末の70の極意まとめをもう一度読み返してさらに深化できたらいいなと思った。

今更だけどSaaSって何?

企業分析

一時期、Salesforceがものすごい頻度でCMをやっていた。旅館の事業の効率アップのCMだったので、てっきり日本の会社だと思っていたのだが、Twitterの買収をSalesforceがするしないという話を聞いて初めて、Salesforceがアメリカの企業でしかもすごい伸びている会社だと知った(超遅い)。ちょっと調べてみたらSalesforceSaaSビジネスの代表格だといろんなところで書かれていたので、備忘のためまとめてみた。

SaaSビジネスって何?

SaaSはSoftware as a serviceの略語で、直訳すると「サービスとしてのソフトウェア」。従来型のソフトウェアは、CDROMでインストールしたり、Webからダウンロードしてインストールする必要があったが、SaaSの場合はその必要がなくオンラインでの登録でOK。ユーザーはソフトウェアのライセンス料ではなく、システムの利用料をサブスクリプションという形で月額払いや年払いで支払う。Google apps (G Suite)、DropboxSalesforceなどが有名。

従来型ソフトウェアと比べた、SaaSモデルの特徴

<ユーザー側>

・導入が技術的にも資金的にも簡単なので、簡単に始めたりやめたりできる。

・バージョンアップの度に買い替えなくて良い。

・他のサービスとの連携が簡単。

・処理速度に限界がある。

・セキュリティ面で不安要素がある。

<サービス提供側>

・従来型のソフトウェア販売で必要だったバージョンごとの保守が不要のためコストを削減できる。

・大型投資が不要で始められる。

・顧客単価が安価のため、顧客獲得方法を間違えると、全然儲からない。

・ユーザーが離脱する障壁が低いので、早期に離脱されると顧客獲得コストを回収できない。

SaaSの王者、Salesforceのすごさ

これに関しては、すごいわかりやすいブログがあったので割愛。

https://note.mu/shibataism/n/nac7827894ae1

3行でまとめると

・創業から7年で約550億円売上を達成。

・中小企業にも大企業にも売れるセルフサーブで(営業リソースを最小限で)売れるプロダクト。

・AI関連の小粒の会社を買収して自社プロダクトに取り込むのが上手。

 

SaaSのプレーヤーを調べるとどうしても米国企業が多い・・・日本でもSalesforceみたいな会社が生まれるといいなあ。。。